ガソリンスタンドのセルフ式は使ったことが
ないと怖いと感じてしまうのも無理はありません。
しかし、使い方さえ覚えてしまえば何も怖い
ことはありません。
セルフスタンドが主流になりつつある今
使い方を覚えておきたいところですよね。
この記事では
・セルフ式スタンドで安全に給油するポイント
・セルフ式スタンドで給油する方法
を10年以上セルフ式スタンドで給油している私が
分かりやすく解説しています。
これから初めてセルフ式スタンドでガソリンを給油したい
という方に役立つ情報なので参考にしてみてください。
セルフ式ガソリンスタンドで安全に給油するための5つのポイントとは!?
セルフ式ガソリンスタンドで初めて給油する時に
注意したいのは
1.静電気除去シートに必ず触れる
2.ガソリンをあふれさせないこと
3.給油キャップ・給油口の蓋を閉めること
4.給油中は必ずエンジンを止める
5.タバコを吸わない
この5つがポイントです。
それぞれ解説していきますね。
静電気除去シートに必ず触れる
静電気などでガソリンに引火してしまうことがあります。
ですから静電気除去シートに必ず触れて静電気を放電します。
冬場など乾燥しやすい季節はセーターなど静電気の
起きやすい服を着る機会も多いですが、ガソリンの給油中は
セーターなどの衣服にはあまり触れないようにしましょう。
またスマホも静電気を発生させてしまうため、給油中の
スマホの利用も控えましょう。
ガソリンをあふれさせないこと
ガソリンをあふれさせてしまうのも引火する危険があります。
またあふれたガソリンが車の塗装面に着くと塗装が劣化する
ことがありますので、あふれたガソリンはすぐにタオルなどで
拭き取りましょう。
できればガソリンがついたボディの部分を家に帰ってから
水やカーシャンプーなどで洗い、拭き取ることが理想です。
ガソリンスタンドによってはガソリンを拭き取る用の
タオルが用意されていることもあるので給油前に
確認したいところです。
もしガソリンを拭き取る備え付けのタオルなどが
ない場合はガソリンスタンドの従業員の方に
ガソリンがあふれてしまったことを話し、対処して
もらうようにしましょう。
給油キャップ・給油口の蓋を閉めること
ガソリンを入れ終わったら必ず給油キャップと
給油口の蓋を閉めましょう。
特に給油キャップが開いたままだと車の
走行中にガソリンがあふれる可能性があります。
給油キャップは最近の車だとキャップを
外してもひものようなもので繋がっていたり、
給油口の内側に給油キャップを取り付けられる
ようになっていたりと無くさないための工夫が
されています。
もしそのどちらでもなく給油キャップが外れる
タイプの場合は給油した後に閉め忘れて置いて
きてしまうこともあるので、給油している
時は手に持って忘れないようにしましょう。
私は給油キャップは閉めたんですが、
給油口を閉め忘れて走っていたことが
あります。
正直めっちゃ恥ずかしかったです。
でも給油口が開いているだけなら、ガソリンが
あふれることはないので安心してください。
給油中は必ずエンジンを止める
ガソリンを給油するときは車のエンジンは
必ず停止させましょう。
なぜなら静電気によってガソリンに引火する
可能性があるからなんです。
またエンジンをつけっぱなしだと万が一
車が誤発信してしまった時にガソリンを
周りにまき散らしてしまう可能性もあります。
タバコを吸わない
給油中にタバコを吸う人はいないと思いますが、
ガソリンに引火することがあるので大変危険です。
これは給油している本人だけでなく、同乗者が
いる場合も注意が必要です。
窓などを開けて、同乗者がタバコを吸っていると
ガソリンに引火する危険があるので、同乗者にも
給油中はタバコを控えてもらいましょう。
セルフスタンドの給油の方法とは!?
セルフ式スタンドで初めて給油するときは
どうやって給油したらいいのか分からずに
不安になると思います。
ガソリンスタンドによって多少の使い方の違いは
ありますが、基本的な使い方はほとんど一緒です。
給油機のところのタッチパネルを操作するだけ
なので一度覚えてしまえば簡単ですよ。
セルフ式スタンドで給油する方法を分かりやすく
説明します。
1.支払い方法を選び現金またはカードを入れる
タッチパネルを操作して支払い方法を選びます。
支払い方法は現金・クレジットカードから選ぶ
ことができるのでお好きな方を選んでください。
2.ガソリンの種類を選ぶ
レギュラーガソリン・ハイオク・軽油から
乗っている車に適したガソリンを選びます。
乗っている車のガソリンの種類は給油口の
内側や給油キャップに書いています。
もし書いていない場合は車検証の「燃料の種類」
から事前に確認しておきましょう。
レギュラーガソリンの場合は無鉛ガソリン・
レギュラー、ハイオク車なら無鉛プレミアム・
無鉛ハイオク・ハイオクなどと書かれています。
3.静電気除去シートに触れる
給油する前に必ず給油機に付いている
静電気除去シートに触れて、放電します。
ガソリンは静電気で引火する恐れがある
からです。
セルフ式のガソリンスタンドで給油する
場合は必ず静電気除去シートに触れることを
習慣にしましょう。
4.給油ノズルを奥まで確実に挿し込む
先ほどガソリンの種類は選びましたので、
〜色のノズルで給油してくださいと音声案内が
流れたらその色の給油ノズルを持ち、車の給油口
の奥まで挿しこみます。
給油ノズルの色は赤色がレギュラーガソリン、
黄色がハイオク、緑が軽油となっています。
また車種によって給油口から給油タンクまでの
パイプの太さや形状が異なるので、給油ノズルが
入りづらい場合もあります。
その時はゆっくり給油ノズルを回転させながら、
給油ノズルが給油口の奥まで入るポイントを
見極めましょう。
給油ノズルが給油口の奥まで入ったら、
給油ノズルのレバーを引き、給油を始めます。
この時レバーを軽く引いてしまうと安全装置が
働かないことがあるので、目いっぱいレバーを
引きましょう。
給油が始まると給油機に付いているメーターが
動き出します。
給油が終わったら給油ノズルを元の場所に戻す
給油が終わると安全装置が働いて、給油が終わり
ますので、給油ノズルを元の場所に戻します。
給油が終わった直後は給油ノズルからガソリンが
少量ですが、垂れてくることがあるので、垂れて
来ないのを確認してから戻します。
また安全装置が働いて給油が止まった後の継ぎ足し
給油はガソリンが溢れることがあるので
オススメしません。
給油キャップと給油口の蓋を閉める
給油が終わったら給油キャップと給油口の蓋を
閉めます。
給油キャップを閉め忘れるとガソリンが溢れる
可能性があるので必ず閉めましょう。
慣れないうちはセルフで給油するのが大変に
感じてしまうかもしれませんが、何度かしている
うちに慣れてしまうものです。
慣れてしまえば今まで人のいるフルサービスの
ガソリンスタンドで給油していたのはなぜだろうと
思うくらい簡単ですよ。
初めてセルフ式スタンドで給油するときは本当に
不安だと思います。
ご紹介した給油方法で安全にセルフスタンドを
利用してくださいね。
まとめ
ガソリンスタンドのセルフ給油を安全に
行うために
・静電気除去シートに必ず触れる
・ガソリンを溢れさせない
・給油口の蓋、給油キャップを閉める
・給油中は必ずエンジンを止める
・タバコを吸わない
ということがポイントでした。
このポイントを抑えればセルフ式
スタンドでの給油も安全に行うことが
できます。
私も10年以上セルフ式のガソリンスタンドで
給油していますが、1度も怖い思いはしていません。
使い方を間違えなければ安全に使えるものなので
この機会に正しいセルフ式スタンドの給油の仕方を
覚えてくださいね。