サイダーとラムネの味の違いはほとんどありません。
ではサイダーとラムネの違いは何かというと入っている入れ物、
原材料の違いとなっています。

この記事ではサイダーとラムネの味にほとんど違いがない理由や
サイダーとラムネの違いなどについてまとめているので
参考にしてみてください。

ラムネとサイダーの味はほとんど一緒

サイダーはよく飲むのですが、この前久しぶりにラムネを
飲んでみて、ふと疑問に思いました。

「ラムネってサイダーと味が変わらないんじゃないか?」

気になってラムネとサイダーの違いを調べてみたところ、
実はラムネとサイダーの味はほとんど一緒だということが
わかりました。

元々ラムネはレモン水を意味する英語のレモネードが
なまったもの、サイダーはりんご酒を意味するフランス語の
シードルが語源となっています。

なので 以前はラムネはレモン風味、サイダーはリンゴ風味と
味に違いがあったそうです。

しかし長い年月が経って、サイダーにもレモン風味が
使われるようになったりとラムネとサイダーの味の違いも
曖昧になってしまいました。

なので今ではラムネでもサイダーでも味の差は
ほとんどありません。

ただしラムネとサイダーの味の差はほとんどないのですが、
発売されているブランドによって調合が違うので色々と
飲み比べをしてみると味の違いを楽しむことができると思います。

ちなみに日本で初めて国産サイダーとして発売された
三ツ矢サイダーも最初はりんご風味だったそうです。
今ではレモン味など様々な味のサイダーが発売されていますよね。

ラムネとサイダーの違いは!?

ラムネとサイダーは味で区別することは難しいのですが、
ではどうやってラムネとサイダーを区別しているのでしょうか。

ラムネとサイダーの味はほとんど違いませんが、ラムネと
サイダーにはいくつかの違いがあります。

入れ物の違い

ラムネとサイダーの一番大きな違いは入っている入れ物の違いです。
基本的にはラムネはガラス瓶にビー玉で栓をする瓶に入っています。
サイダーはというと瓶に王冠で栓をするビールと同じようなタイプの
瓶に入っています。

ラムネとサイダーは味は似通ったものになってしまいましたが、
このように入れ物の違いで見分けることができます。

ただ最近では缶に入ったラムネなども見る機会があり、必ずしも
ラムネがビー玉で栓をする瓶に入っているとは限らないような
気がします。

原材料の違い

ラムネとサイダーは原材料に違いがあります。
ラムネは炭酸水にレモンやライムの香料、砂糖などを加えた
清涼飲料水です。
それに対してサイダーは水と香料、酸味料、砂糖を混ぜ合わせた
ものに炭酸ガスを入れて作ります。

このように同じような原材料ではありますがラムネとサイダーには
微妙な違いがあります。
ただ発売されているブランドによってはラムネとサイダーの
製造方法でほとんど違いがないものもあります。

ラムネとサイダーの違いは入っている入れ物の違いと原材料の違いが
ありますが、容器も製造方法も多様化してきているので、
見分けるためには商品名を確認するのが確実かもしれまん。

ちなみにラムネやサイダーと似ているものとして、ソーダが
あります。

スポンサーリンク

ソーダとは炭酸ガスを含む水のことです。
ソーダは炭酸飲料全般のことを指す言葉なので、
ラムネやサイダーもソーダ水の一種ということになります。

ビー玉入りのビンはいつからある!?

ラムネが入っているビー玉入りの瓶はいつからあるのかというと、
実はその歴史は古く、1872年にイギリスで開発されたそうです。

それ以前の炭酸飲料は瓶にコルクで蓋をしていたそうですが、
コルクのフタでは炭酸が抜けてしまうということがあったそうです。

そこで炭酸の圧力で内側から容器を密閉するというビー玉を入れる
方法が考えられたそうです。

ラムネのビー玉を使った容器といえば、昭和の良き日本を連想
させるもので日本生まれのものというイメージだったのですが、
実はイギリス生まれだったんですね。

ちなみに炭酸飲料自体は日本では江戸時代の1853年にペリーが
来航した時に持ち込まれたと言われています。
外国ではそんなに昔から炭酸飲料を飲む習慣があったんですね。

当時初めて炭酸飲料を飲んだ日本人はどんな反応をしたんでしょうか。
口の中がシュワシュワしてびっくりしたのではないでしょうか。

外国でのラムネとサイダーは!?

欧米では日本のサイダーはソーダやソフトサイダーなどと
呼ばれることが多いようです。フランス語でリモナードと
呼ばれることもあるようです。

欧米ではサイダーといえばアルコール入りのドリンクを出す場合が
ほとんどなのでソーダやソフトサイダーと区別されているんですね。

ラムネはレモンライムと呼ばれたりイギリス、オーストラリア、
ニュージーランドではレモネードと呼ばれているようです。

外国から入ってきたラムネやサイダーも日本で独自の変化を
遂げていたんですね。

ラムネとサイダーの味の違いのまとめ

ラムネとサイダーの味の違いはほとんどないということと
ラムネとサイダーの違いは、

・入っている入れ物の違い
・原材料の違い

ということでした。

ラムネやサイダーも今では色々な種類の味のものが出ているので、
自分の好きなラムネやサイダーを見つけてみるのも面白いですね。