宅建 独学 勉強法

 

不動産業界に勤めるためには取得しておきたい宅建の資格ですが、
独学でも試験に合格することができるのだろうか?どのように勉強したら
いいのだろう?と悩んでいませんか?

 

宅建士はスクールに通ったり、通信教育を利用しなくても独学でも十分合格
することが可能です。

 

独学で勉強し、宅建士の資格に合格した私がどんな勉強をしたのか、
その勉強方法とおすすめのテキストをご紹介します。

 

宅建士に独学で合格する勉強方法とは!?

最初にもお話ししましたが、宅建の試験は独学で勉強しても充分に合格
することが可能です。

 

実際に私は独学で勉強し、宅建士の試験に合格することができました。
では私がどんな勉強法をしたのかご紹介しますね。

 

宅建を独学で勉強する方法はとてもシンプルなものです。

 

まず書店やインターネットなどで、基本書となるテキストを一冊購入します。
テキストの他に必ず必要なのは過去問集です。
余裕があれば予想問題集を購入しても良いですが、まずは勉強の進捗具合を
みてから購入するようにしましょう。

 

私の経験上、宅建の勉強では六法は必要ありません。
テキストには重要な条文などが記載されているはずなので、六法で調べている
暇があるならテキストの内容を覚えた方がいいと思います。

 

テキストと過去問集を用意したら、まずは一通りテキストを読んでみてください。
最初から理解しようとせずどんな内容なのかをみる程度で構いません。

 

テキストを一通り読み終わったら、テキストを熟読し、過去問を解いてみる。
これを繰り返すことによって確実に宅建に合格するための知識が身についていきます。

 

宅建の勉強を始めるのに早いことに越したことはありません。
毎年12月には最新版のテキストが各社から発売されると思いますので、その段階で
宅建の勉強を始めた方が良いと思います。

 

なぜなら覚えられる知識の量は時間に比例して多くなっていくからです。
短い期間では一気に知識を詰め込まなければいけませんが、長い期間があれば、
毎日少しづつでも確実に知識を吸収することができます。

 

また独学で宅建試験に合格するには1日最低でも2~3時間の勉強時間が欲しいところです。
休みの日は出来るだけ多く勉強時間を確保したいところです。
私の場合は休みの日は4~6時間程、勉強時間を確保していました。

 

残念ながら宅建試験に受かるための近道はありません。
毎日の地道な勉強の積み重ねがあなたを合格へと導いてくれるのです。

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独学で宅建を勉強するのにおすすめのテキストは?

独学で宅建試験に合格するためにおすすめしたいテキストは宅建学院から
出版されている「らくらく宅建塾」というテキストです。

 

 

宅建の試験で満点を取ろうと思って勉強している方がいますが、宅建試験は
「民法」「宅建業法」「法令上の制限」「税、その他」の4科目と範囲も広く、
すべての知識を完璧に覚えるのはかなり難しいと思います。

 

らくらく宅建塾は満点を取るためではなく、合格するために効率よく勉強できる
テキストとなっています。
らくらく宅建塾のテキストは550ページ程しかありませんが、その中に試験に
合格するために覚えるべきことだけを凝縮して掲載しているので、テキストの
内容を覚えるだけで十分に合格することができるんです。

 

らくらく宅建塾のシリーズで過去問集もありますので、テキストとの相性が
よく、効率的に勉強することができます。

私のらくらく宅建塾での勉強方法は以下の通りです。

 

①初めはテキストを一通り読んでみる

この段階ではあまりテキストの内容を覚えなくてはと思わないでください。
テキストを最初に読むときは難しいと感じてしまうものです。

本当に内容を覚えられるのだろうかと不安になるのは誰でも一緒ですから
一通り読んで、こんな内容のことを勉強すればいいんだというくらいの
気持ちで読んでみてください。

 

②テキストを熟読する

初めに一通り読み終わったら、テキストをもう一度初めから熟読して
みましょう。
この段階ではテキストに書かれている内容を覚えていくのが目的です
ので、区切りの良いところで2回づつ読んでいくなど、インプットする
ための工夫をしましょう。

基本かもしれませんが、重要なところにはマーカーで印をつけたり、付箋を
貼ったりすると後でテキストを読むときに効率よく勉強することができます。

 

権利関係は専門的な用語が出てきたり難しいと感じることもありますので
比較的理解しやすい宅建業法から始めて、権利関係のページは最後に
読んでも良いと思います。

 

③過去問集を解く

テキストを熟読したら、過去問集を解いてみましょう。
この時にテキストの内容をすべて覚えている必要はありません。
過去問を解くのはテキストの内容をどのくらい理解しているかを
把握するためですので、この段階で問題を間違っても気にしない
ようにしてください。

 

ただし、過去問集で間違ったところは必ずテキストで復習するように
しましょう。
復習するのは面倒だと思うかもしれませんが、きちんと復習することで
最終的な理解度がかなり違ってきますよ。

 

④再度テキストでインプットをする

過去問集が一通り終わったら、再度テキストを熟読しインプットしていき
ましょう。
過去問を解いてみたことであなたの苦手な科目等が分かったと思いますので
苦手なところを特に覚えるように読んでみてください。

 

⑤再度過去問集を解く

この段階までくるとあなたの理解度も最初に比べればかなり高くなって
いると思います。

 

あとはテキストを読んでインプットする、過去問を解いてアウトプットする
の繰り返しです。
こうして繰り返し学習することによって、宅建試験に必要な知識が自然と
身についていきます。

予想問題集や模擬試験は勉強の進捗状況を見て、余裕があるようなら取り組んで
みましょう。

宅建の独学での勉強法まとめ

独学で宅建士の試験に受かろうと思ったら、合格するための強い意志が
必要です。

 

「必ず1回の受験で合格するんだ!」という強い気持ちを持って勉強に励んで
ください。
一見そんなことはどうでもいいと思うかもしれませんが、このどうしても
受かりたいという強い気持ちがあるかないかで日々の勉強のモチベーション
が大きく変わってきます。

 

あなたが宅建の資格を取りたいのはどうしてですか?
不動産業界に就職したいからですか?
それとも不動産で開業したいからですか?

 

資格を取ったらどうしたいのか明確なビジョンをあなたの中に描いてみましょう。